在宅では患者でなく、主体性のある○○さんです。自宅での暮らしには○○さんの人生があります。人生に寄り添い、最後まで看取る訪問看護は自宅でないと学べません。

慢性疾患のある人の療養と暮らしは、病気だけでなく、心理的要因、環境的要因に影響されます。心の葛藤への対応や介護者や住環境等への働き掛けも重要になります。

在宅の高齢者や療養者の病気や障がいは重複しており、複数の診療科にまたがる知識や技術、経験が必要です。単科での長い勤務経験では何年病棟で勤務しても必要な学びは深まりません。

在宅ではかかりつけ医（医療保険）、ケアマネジャー（介護保険）を中心に、他サービス、多職種と事業所の壁を越えてケアチームを組み、対象者および介護者の健康・生活・人生を支援します。